気象防災・減災のための事例検討

気象防災アドバイザーとして、減災のための事例検証を実施している。気象災害の発生メカニズムに重点を置いているので、この検証が次に生かされ、迅速な準備、指示の発令、避難、減災に生かされ、住民の生命・財産を守ることに寄与できればと考えている。

北陸初の石川県・富山県線状降水帯(2023.7.12)発生要因の一考察

今年七月に北陸地方で初めて発生した、石川県富山県線状降水帯原因についての一考察 大陸の昇温が原因と考察し、昨年度発生した強雨も、同じ原因であり、今回の線状降水帯発生の前兆と考えた。 これが正しければ、今後、日本海側でも線状降水帯が多発する。

石川県・富山県線状降水帯(2023.7.12)

2023年7月12日の深夜に、めったに発生しない北陸地方で観測された線状降水帯(富山県では初めて)の発生メカニズムについて、高解像度の【雨雲の動き】などの資料を基に考察した。

検証途中であり、該当時刻前後の【各種キキクル】を高解像度で公開

参考資料 7月12日21時00分の高層天気図 300hPa 500hPa

富山県東部白岩川氾濫・記録的短時間大雨に関する情報(2023.6.28)