OpenGrADSのインストール

OpenGrADS 2.2.1   このページは、2024.4 作成

OpenGrADSを利用して、作図をしようと頑張ったけれど、Linuxが使いにくく、いつの間にかあきらめていました。windows版があって、「使いやすい」と聞いていたが、なかなかやる機会がなかった。今回、ゼロからスタートしてみたら、大変簡単でびっくりした。自分の記録して、手順を残すので、はじめての人も、ぜひ挑戦してみてください。

最初に OpenGrADS と入力して検索する。

OpenGrADS – Home をクリックする

左側 カメの下の +Download をクリックする。

反転してある grads2 をクリックし、2.2.1.oga.1 (最新のもの)をクリックする。

Windows をクリックし、grads-2.2.1.oga.1-win32_superpack.exe をクリックすると、フォルダを聞いてきてダウンロードが始まる。

ダウンロードが終わったら、ファイル名をダブルクリックするとインストールが始まる。

警告が出たりするが、はい で進める。日本語が選択できないので、English を選択 など、指示通りに進める。

インストールが終われば、カメ のアイコンが3つできますので、その中の OpenGrADS と書かれたアイコンをクリックすれば、プログラムがスタートします。

コマンドプロンプト Landscape mode? (‘n’ for portrait):
Landscape mode? (‘n’ for portrait):の画面が出ますので、

最初はそのままエンターを押す。
GX Package Initialization: Size = 11 8.5 となり、画面サイズ等が初期設定される。

すると、新しく、GrADSの描画用ウィンドーが開く。

以上で準備完了です。この後は、

https://note.com/nooooon_met/n/n76da790f48a1

等のページを参考にしてください。

OpenGrADS 動作確認の例

続けて、データをダウンロードします。一旦、窓を縮小し、インターネットに戻ります。

京都大学生存圏研究所のものを利用します。利用にあたっての注意
http://database.rish.kyoto-u.ac.jp/を守ってください。

数値予報msmデータ
Index of /arch/jmadata/data/gpv/original (kyoto-u.ac.jp)
http://database.rish.kyoto-u.ac.jp/arch/jmadata/data/gpv/original/
から、年月日と時刻を指定して、拡張子 .nc をダウンロードする。

例 Z__C_RJTD_20240308120000_MSM_GPV_Rjp_L-pall_FH00-15_grib2.bin.nc

ダウンロードしたファイルは、ダウンロードフォルダに入ると思いますので、OpenGrADS-2.2が入っているフォルダの中の
Contents – Resources – SampleDatasets に移動させてください。

そのときに名前を短縮しておくと、そのあと楽になります。

小さくした窓を元に戻し、

コマンドプロンプトの画面のプロンプトの後に 

sdfopen 「ダウンロードしたファイル名」 

d tmp_1000mb

とすれば、GrADSの描画用ウィンドーに図ができている。

tmp_1000mb で1000hPaの気温「絶対温度」を書きましたが、

q file や q ctlinfo

と入力すれば、その他の要素も表示することができます。

ファイルの出力は、
gxprint tmp1000.png  tmp1000のところは、任意
を実行すれば、データを入れていた、Contents – Resources – SampleDatasets フォルダにpngファイルとして作成されます。(.jpgは、サポートしていませんでした。)

参考とさせていただいたページ (オリジナルはLinuxなので、使えないものも多いです。)
https://ccsr.aori.u-tokyo.ac.jp/~obase/grads-scripts.html
https://wind.gp.tohoku.ac.jp/archives/30

https://seesaawiki.jp/ykamae_grads-note/d/GrADS%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6%A4%CE%A5%E1%A5%E2

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